| 
  
TOPページ  >>  パリ近郊・芸術家に愛されたイルドフランス  >>  イル・ド・フランス 印象派の里 
 
 
■モレ・シュル・ロワン "Moret - sur - Loing" 
 
  モレ シュー ロワンの魅力はロワン川から見た風景の素晴らしさです。 
  非常にフォトジェニックですので、フォンテンブロウの森を完全に通り抜けてロワン川を渡り、丘の上にあるロータリーでUターンする感じでモレの町に向かえば良い。中世的町がこじんまりと残っているのでツーリストは別世界に入った感覚を持ちます。 
  この町を印象派の巨匠シスレーは愛しました。 
  それほど彼の優しい性格に合った静かなたたずまいの町と言えるでしょう。 
  円周1200メートル、中心通り300メートルの大きさで手に取って解るようなかわいい町です。目抜き通りの中心部に役場があり、役場前広場では市が時に開かれます。 
  ここの名産は何と言っても 
  「ブリ」 
  と言う魚のような発音をもつフロマージュ、つまりチーズです。 
  すごく巨大ですのでバラ売りしてくれます。 
  またシスレーが同輩のモネを意識して描いた教会近くにカンロアメそっくりの大麦砂糖アメを売るマダムルッソーのお店があります。 17世紀からの歴史がありますので中は小さな博物館になっています。 
  食事のお勧めは橋を渡るとある中世の城壁にぶら下がったようにしているレストランです。眺めの素晴らしいところでクレープ料理を味わえます。 
  イルドフランスは印象派の画家たちを産んだところ。そのイルドフランスしかほとんど描かなかったシスレーの思い出をたずねて印象派の旅を企画してはいかがでしょうか。 
  彼の住んだあまりにも質素な家の前にたたずむと旅の感動も深まり心洗われることでしょう。 
 
 
浜田 達郎 
>>プロフィール
 
 | 
  | 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
 | 
  
 
 |   
 
 
 |   
 
本サイトはフランス日本語ガイド通訳協会(AGIJ)の公式サイトです。 
紹介頂く分にはリンクフリーですが、個々の記事、写真等の無断転載はお断りします。 
 
 |