TOPページ  >>  パリ近郊・芸術家に愛されたイルドフランス  >>  シリーズ　＜ヴォー・ル・ヴィコント＞(3)


■シリーズ　＜ヴォー・ル・ヴィコント＞(3)



  ヴォゲ伯爵（Comte de Vogue　写真）はヴォー・ル・ヴィコント城の城主です。国際ガイドーサービスデーの2月18日（日）にパリ日本人会会員を募って催しましたヴォー・ル・ヴィコント城訪問の日、伯爵は冬閉まっているお城を特別に開けて在パリ日本人一行を出迎えてくださいました。
  伯爵を撮影した所は、天井が18mもある円形大サロン。そこは鏡で飾られ、庭園からの陽光にあふれています。ローマ皇帝の胸像を後ろに控えた伯爵は気品と優しさにあふれています。実は、伯爵、このお城を結婚のお祝いにおばあ様からプレゼントされたというから驚きです。
  ところで伯爵の後方の輪になってたくさんある白いグラスは一体なんだと思いますか？？？。　これは毎年、5月から10月にかけて催されるヴォー城独自のファンタスチックなイヴェント、＜キャンドルライトの夜＞のためのローソクグラスなのです。＜キャンドルライトの夜＞の企画は週一回で7月、8月は金曜日、他の月は土曜日に行われます。＜キャンドルライトの夜＞の受付は20時から始まり最後は23時にお城に入れるという独特のものです。ヴェルサイユ時代の古典音楽を鑑賞しながら2000本のロウソクの輝きをお城や庭園で楽しめるというロマンチックな催しはヴォゲ伯爵個人所有のお城であるからこそできるイヴェントなのです。
  ヴォー・ル・ヴィコント城は3月24日（土）に開いたばかりです。

Tel (33)164144190
Fax (33)160699085
http://www.vaux-le-vicomte.com




本サイトはフランス日本語ガイド通訳協会（AGIJ）の公式サイトです。
紹介頂く分にはリンクフリーですが、個々の記事、写真等の無断転載はお断りします。