TOPページ  >>  フランスの地方・豊かなる大地へ  >>  ヨンヌ河に映えるオセール


■ヨンヌ河に映えるオセール

  オセール市観光当局から招待を受けたガイド通訳協会は1月28日この都市を訪問いたしました。

  オセールはセーヌの支流ヨンヌのほとりにあるきれいな都市。パリから南東166kmのブルゴーニュ地方の入り口にあり、素晴らしくきれいで清潔感あふれるかわいい都市です。なるほどスケッチ旅行者が訪れるだけの価値ある風景がいたるところにあります。

  この日はあいにくの雪で車窓からの写真になりましたが、昔このヨンヌ河から地方の名産をパリへと運びました。ワインと石材です。

  オセール市が誇る最も歴史的に価値のあるものはサンジェルマン修道院の地下礼拝堂に眠る5世紀の大聖者ジェルマンの石櫃とフランス最古の壁画(9世紀)です。壁画には石打の刑にて殉教した聖者エチエンヌの物語が生き生きと描かれています(写真右、絵葉書から)。

  また河向こうにみえるサンテチエンヌ大聖堂後の地下礼拝堂にも11世紀ロマネスク期の貴重なフレスコ画が残っています。ここでは白い馬に乗るイエス(写真右、絵葉書から)が有名です。ブルゴーニュはワインと料理とエスカルゴのおいしい地方。パリからの素敵な一日の旅を満喫できます。
(協会編集部)









本サイトはフランス日本語ガイド通訳協会(AGIJ)の公式サイトです。
紹介頂く分にはリンクフリーですが、個々の記事、写真等の無断転載はお断りします。